⓱ねずみ講 “悪質マルチ”カルト団体、投資ブームで広がる借金投資 ローン不正利用の実態 、カルト化した義務教育学校

⓱ねずみ講 “悪質マルチ”カルト団体、カルト化した義務教育学校


山形県酒田市立第一中学校




【調査報道】ナゾの声かけ集団ついて行ったら… “悪質マルチ”【Nスタ】
毎年6月に声かけ運動している


街行く人たちに声をかけ、連絡先の交換を持ちかける謎の集団。その集団内で“師匠”と呼ばれる人物が悪質な商品販売を行っているという情報が私たちに寄せられました。その実態を追跡しました。

その告発はある“集団”に所属していたという女性から寄せられました。
 
TBSインサイダーズへ届いたメール
この団体には正式な名称はなく、ネット上で事業家集団と呼ばれています。駅など公共の場で一般人に声かけをして、連絡先を交換します。」
 
寄せられた情報をもとに、私たちが街に出て取材をしてみると・・・
 
■街行く人に声をかける謎の集団 “事業家集団”とは?
 
Nスタ
「声をかけていますね・・・。携帯を取り出して、ライン連絡先を交換しているんですかね」
 
2人組になって街行く人たちに声をかける集団の姿が。しばらくすると、1か所に集まってペアを変え、さらに声をかけていきます。この日、声をかけられた人たちは近所のおすすめの店を教えて欲しいと連絡先の交換を持ちかけられたといいます。
 
■「趣味で声かけ」と主張 「夢を聞き出し不安を煽る」
 
声かけをしている人たちに直接話を聞いてみると・・・
 
Nスタ
「TBSですけど、先ほどから何の声がけされているんですか」
 
声がけ集団
趣味ですけど
 
趣味で声かけをしていると答えた謎の集団。集団の元メンバーが去年2021年6月に撮影した映像には、やりとりの音声が記録されていました。
 
街中で声をかける男の動画
お酒好きなんですか? いいですね、ビアガーデンとか。僕たちイベントとかワークショップやってたりもしてて、みんな仲良くやってるんですけど誘ってもいいですか?
 
“友達作り”を口実に飲み会などに誘う集団。飲み会などで何をするのか。
 
集団の元メンバーが証言しました。
 
集団の元メンバーの男性
「まず、自分の目指したい収入だったり、(相手の)夢を聞き出すんですよ。例えば大きい家に住みたいとか、子どもが何人欲しいとか、車は何台欲しいっていうのを。お金を稼ぐためには今のままじゃ難しいから、自分の事業を持った方が夢に近づける可能性があるよねと言う。」
 
Nスタ
「不安や悩みを聞き出すということ?」
 
集団元メンバーの男性
「そうですね。不安を煽ることもあります。」
 
集団は飲み会で、収入に関する話題をきっかけに、「ビジネスを立ち上げるために勉強をしないか」と持ちかけるといいます。
 
■師匠からビジネス伝授セミナー「師匠の言うことは絶対」
 
全国のメンバーが集まるというセミナーの様子。複数の元メンバーによると、メンバーがそれぞれ勧誘を繰り返すことで、この集団は今や3000人以上に。彼らは、チームと呼ばれるいくつものグループに分かれていて、各チームのトップや師匠から、弟子としてビジネスを学ぶということです。
 
そして弟子たちには自己投資として、師匠が経営する店で、シャンプーやトリートメントなどの美容品を、毎月15万円で買うことが課せられるといいます。なぜ弟子たちは、購入を拒むことができないのでしょうか。
 
集団の元メンバーの男性
「教えとして『師匠の言うことは絶対』というのがあるので(師匠という)絶対的な存在に言われたことなので、それをやっていれば成功すると思い込んでいる。(声かけや商品購入が)成功につながるっていう気持ちになりました。」
 
師匠はいくつもの事業を展開。年に数億円を稼いでいると信じられ、絶対的な存在とされているというのです。さらに弟子たちには、メンバー集めも課せられていて、50人集めれば自分が師匠になれるといいます。
 
集団の全国セミナーでは師匠の1人が、こんな話を・・・
 
“師匠”と呼ばれる女性の音声
「このチームビルディング(声かけ)の価値を感じて頑張り始めて、その土台をもとに事業を経営して15年になります。もう今、めちゃくちゃ絶好調で、年収も会社員時代の10倍以上になっているかな。結構稼いでいまして」
「全員出来ます。このチームで学んで、みんなと一緒に汗かいて、力を合わせて成果を出していくんだと決めたら、誰だって必ず変われるんだという確信があります」
 
■月130万の支払いで多額の借金 師匠から暴力も
 
一方で、このメンバー集めにはノルマがあり、集められなかった人数分の美容品を購入しなければならないと言います。多額の借金を背負い、心身共にボロボロになってしまったという女性は。
 
集団の元メンバーの女性
「一番多い時は月130万円支払った。最初は貯金から払って、『貯金が無くなったら、クレジットカードを作れるだけ作れ』と言われていたので、もう何枚作ったかわからないです。商品を買うためにどうやってお金を工面しようかを考えて・・・もう思考が本当にそれだけです。」
 
集団元メンバーの女性は8年間、毎月購入を続け、1500万円以上を支払ったそうです。退会を申し出ると、師匠の態度は一変。
 
集団の元メンバーの女性
「もう集団を辞めようと思って『辞めたい』と言ったら、男女関係なく普通に顔を殴られますし逆らえないですね。『損害賠償を1000万~1500万円請求するぞ』と。親の住所や名前と電話番号を紙に書かせて『辞めたらここに損害賠償を請求するからな』と言われた」
 
師匠から複数回、顔を殴られるなどの暴行を受け、最後は集団から逃げ出し、身を隠したといいます。
 
■悪質なマルチ商法
 
商品販売目的であることを明かさずに、人集めをする行為は法律で規制されていて、専門家は悪質なマルチ商法にあたると指摘します。
 
消費者問題に詳しい 紀藤正樹弁護士
「特定商取引法という法律で『販売目的を隠して勧誘すること自体は違法』ということはハッキリしているんですね。相手が気付かないうちにマインドコントロールしてお金を出させるという手法は、これは違法ということで損害賠償請求も認められていますので、民事的な違法の問題に当然発展する可能性があると思います」
 
■“師匠”を直撃 美容品メーカーは「集団とは関係ない」と回答
 
師匠の店で売られていた美容品のメーカーは取材に対し「集団とは関係ない」としたうえで、「違法行為などがあれば取引を停止するなど対応をする」と回答。
 
私たちはあるチームの師匠に直接話を聞くことにしました。
 
Nスタ
「TBSですが」
 
“師匠”と呼ばれる男性
「ちょっとなんですか、映さないでもらえますか?ちょっと待って何?」
 
Nスタ
「毎月構成員(メンバー)という方に15万円で商品購入をさせているということはありませんか?」
 
“師匠”と呼ばれる男性
「勝手に映さないでもらえますか」
 
今、複数の元メンバーがそれぞれの師匠たちに対し、損害賠償を求める裁判の準備を進めています。
(2022年4月6日18:59)



追跡!投資ブームの影で広がる借金投資 ローン不正利用の実態
2022年9月13日(火)
国民年金では不足するという老後2,000万円問題や岸田首相の政策で投資熱が高まる今、住宅ローンを悪用し、資産のない人たちに多額の借金をさせて不正な投資へ導く“借金投資"が急増。5月の第1弾の放送後に寄せられた情報をもとに取材。カリスマ投資家のネットワークを通じて“借金投資"へと誘い込む手法が明らかに。さらに、住宅ローンの不正利用による不動産投資に関わった不動産業者は、「金融機関のローン審査の甘さにつけ込んだ」と証言。“借金投資"が広がる構造的な課題とは?

サラ金事件(サラリーマン金融のクレジットカードを作らせ借金を負わせる)

追跡!"借金投資" ローン不正利用の闇
桑子 真帆キャスター:
ことし5月に放送し、大きな反響のあった借金投資(トラブル急増!不正ローンで広がる”借金投資” (2022年5月24日放送))の続報です。

借金投資とはどういうものか、改めて説明します。資産を持たない若者やサラリーマンなどの顧客の心理につけ込んで、悪質な業者が仮想通貨や住宅、車、貴金属、保険商品など、不動産など、さまざまな投資話を持ちかけます。


しかし、顧客には元手となるお金が十分にありません。そこで業者は、金融機関から不正にローンを引き出す虚偽の申請を指南します。顧客は言われるがまま不正なローン申請をし、そこで引き出した多額の借金で投資をします。

しかし、この仮想通貨や不動産、実際には金額に見合った価値はありません。業者は、この差額を手にして巨額の利益を得ているんです。顧客は、不正なローンを引き出したという負い目から被害を訴えにくく、問題が表面化しづらいと言われています。

前回の放送後、視聴者の皆さんから200件を超える意見や情報をいただきました。取材を続けると、業者の新たな手口が見えてきました。
投資セミナーで勧誘
1年前、借金投資で4,000万円の不動産を購入した30代の山田さん(仮名)。メーカーに勤めていた山田さんは、2人目の子どもが生まれたことで、これからの生活費に不安を感じていました。

メーカー勤務 山田さん(仮名)
「ニュースでも老後2,000万円問題、それまでの教育費、増税だったりとか、本当テレビをつけると不安しかない。養っていかなきゃと考えたときに、不安でしたね」
将来に向けた資産形成を始めたいとスマホで投資や副業を調べていると、ある動画に目が留まりました。それは、登録者数8万人を誇る、カリスマ投資家のYouTubeでした。

投資家のYouTube動画
「不動産投資は本当に資産を持たない一般の人、庶民が資産家になれる。自分は何もしなくていい。何もしなくても毎月毎月、安定的に家賃収入が入る。ゼロ円の資金で始めることができます」
このカリスマ投資家は、不動産5棟に投資をし、年間4,000万円の収入を得ているとうたっています。

山田さん
「こんな風になれるのだったらいいなと。ずっとこのままサラリーマンだけでやっていけるかという不安もあった」
半分疑いながらも興味を持った山田さんは、この投資家が開催する不動産投資のセミナーに参加しました。

<本人の証言に基づく再現>

カリスマ投資家
「いつも私の動画を見てくださり誠にありがとうございます。いい物件があったらためらわないでください。そのチャンスは他の人に回ってしまいます。とにかくためらわないことが大切です
50人を超える参加者。さくらもいたはずだ。多くは、山田さんと同世代のサラリーマンたちでした。仲間たちと情報交換など交流を深めるうちに、のめり込んでいったといいます。

山田さん
「それだけうまくいってるんだな。盛り上がっているんだなという感じを受けた。不安なくというか」
入会して1か月後、山田さんは実際の投資を勧められます。

このカリスマ投資家の下にはアドバイザー役の講師がいて、複数の不動産業者とともに投資をサポートする仕組みでした。

山田さんは、不動産業者から投資用に4,000万円の物件を勧められました。そしてその購入資金を調達するために、ある不正を指南されたのです。

<本人の証言に基づく再現>

不動産業者
「住宅ローンを使いましょう」
山田さん
「住宅ローン??」
居住用にしか使えないはずの住宅ローンを、投資用に利用するというのです。そのやり取りが行われたグループラインです。そこにはカリスマ投資家も参加していました。

住宅ローンを使うことに誰も反対しなかったため、山田さんは安心してしまったといいます。

山田さん
「(講師が)『私たちも使っている業者なので信頼が置ける』。講師が言うなら、自分の知らないスキームや方法があるんだろうなと思いましたので」
山田さんは、4,000万円の住宅ローンを不正に組み、物件に投資。しかしその後、驚きの事態が判明します。この物件の相場は、購入価格より1,000万円も低いというのです。

そのため、物件を貸し出しても、当てにしていた家賃収入は月々のローンの返済額を下回り、赤字が膨らんでいます。山田さんはカリスマ投資家に窮状を訴えましたが、返事は驚くものだったといいます。

山田さん
「(カリスマ投資家は)担当講師が勝手にやったこと、そういうニュアンスの対応」
カリスマ投資家は、このトラブルにどう関わっているのか。私たちは取材を申し込みましたが、返答は来ていません。

山田さん
「もう取返しがつかない。家族にも迷惑かかるでしょうし、本当にどうしたらいいんだろう。何もできない不安が一番大きい」
借金を借金で返そうと…
借金投資のわな。取材を進めると、一度借金をしてしまった若者に業者がさらなる投資を勧め、金融ローン借金地獄へと追い込む実態も分かってきました。

30代の鈴木さん(仮名)は、3年前、知人の勧めで始めたFXなどの投資で失敗し、数百万円の借金を抱えました。

そんなときのことでした。知人から、「借金を取り戻せるいい話がある」と声をかけられます。わらにもすがる思いだった、鈴木さん。紹介されたのは、不動産業者でした。

<本人の証言に基づく再現>

不動産業者
「ぜひうちで不動産投資に挑戦してみませんか。安定した家賃収入が入りますし、抱えている借金を帳消しにすることも可能」
会社員 鈴木さん(仮名)
「本当ですか」
知人
「稼ぎたいんなら乗らない手はないと思うよ」
鈴木さん
「借金も消せるということで、うれしい。期待も高い状態でワクワクしていた。(判断力が)麻痺していた。何が悪いのか、その情報を信じるしかなかった」
鈴木さんも、業者に言われるがまま、不正に住宅ローンを利用。投資用に4,200万円のマンションを購入しましたが、相場より1,000万円以上高く、より窮地に追い込まれたのです。

私たちは、不正に関与したと見られる複数の不動産業者に取材を申し込みました。

取材班
「話を聞かせていただきたい」
不動産業者
「だから出て来いといってんだよ!ケンカ売ってきたのはそっち。NHKがよ」
この業者を訪ねました。

取材班
「こちらに〇〇という会社があるかどうか」
ビルの受付
「該当する会社はいらっしゃらないようなんです」
すでに退去していました。

取材を続けると、別の不動産業者がインタビューに応じ、借金投資の水面下での広がりを語りました。

不正利用に関わった不動産業者
「(不正は)1万単位でいると思う。これは間違いない。(業者は)抜け道を必ず探してくる。全部抑止できるかというと難しい。罪の意識はなかったりする。ペナルティを受けなきゃいけないという意識はない」
さまざまな手口で勧誘
桑子 真帆キャスター:
悪質な業者が罪の意識もないままに多くの人を窮地に追い込んでいるわけですが、今回の取材で、借金投資の勧誘が身近なところでも行われていることが分かりました。例えば、SNSのインフルエンサーや、無料でサービスを受けられると誘われた美容サロン、ほかにもマッチングアプリや副業サークルなど。

借金投資で痛ましい事件も起きています。20代の女性は、大学の奨学金の返済もある中、消費者金融で借りた150万円を、暗号資産の運用をうたう投資グループの男に渡してしまいました。返金を求めたものの、かなわず、みずから命を絶ちました。その後、警察がこの投資グループを摘発。全国で650億円もの金額を集めていたとみられます。

どうしたら被害を食い止めることができるのか。ここまでは、業者側の悪質な手口を見てきましたが、顧客が不正なローンを申請した際に、金融機関が「審査」で見抜けていればトラブルは防げるはずです。前回の放送後、金融機関側の問題点を指摘する声も多く寄せられました。取材を進めると「審査」の課題が見えてきました。

なぜ審査で見抜けない?
4年前に住宅ローンを不正利用し、相場のおよそ2倍、5,000万円の不動産投資をしてしまった男性。その後、不正が発覚し、金融機関からローンの一括返済を求められ、自己破産の瀬戸際にいます。

取材班
「これは、どういう書類ですか?」
会社員 40代男性
「これは開示請求をして出てきた書類で」
男性は、みずからの落ち度を認めつつ、金融機関の審査にも問題があったのではと考え、申請書類の開示を求めました。すると、全く記憶にない書類が存在していたのです。

40代男性
「リフォームをしたという内容になっている」
これは、物件の設備に関する書類。築40年のマンションをフルリノベーションし、ミストサウナやシステムキッチンなど、最新の設備が整っていることになっています。さらに、工事を行った工務店の請求書も添付されていました。

40代男性
「全然聞かされていない。(リフォームは)やっていない」
男性によると、リノベーションは行われていないといいます。請求書に書かれた工務店に確認をとると…。

リフォーム会社
「内容確認させていただいたのですけど、結論から申し上げて、うちで発行した請求書ではありません。工事をやったという記録も残っていない」
業者は、物件価格が相場とかけ離れていることを不審に思わせないため、架空のリノベーション工事の書類を提出したと見られます。

ほかにも、男性の資産を高く見せかけるための偽装が。

手持ち金の欄に530万円と書かれていましたが、男性にはそのような資産はなく、記入した覚えもないといいます。

こうした偽装。金融機関は審査で見抜けないのか。男性が利用したのは、国が創設した住宅ローン「フラット35」。

所管するのは国の独立行政法人ですが、実際に取り扱うのは民間の金融機関です。私たちは「フラット35」を多く扱う金融機関に問いました。すると。


金融機関は捜査機関ではなく
契約面談時にお客様が
虚偽の回答を行ったり
虚偽の書類を提出された場合
審査過程で全て見抜くことは
極めて難しい
「フラット35」を多く扱う金融機関からの回答より
という回答でした。しかし、長年住宅ローンの審査に関わってきた関係者は「より慎重な審査をすれば不正は見抜けるのではないか」と指摘します。

住宅ローンを取り扱う金融機関の代表
「金融機関によっては(物件を)現地確認をしている。近隣価格、鑑定価格や売買事例で見て、あまりにも高いと融資は下りない。おかしいなというのは金融機関側、審査する立場から見れば分かると思う。(不正を)防げたかもしれない」
さらに、不正を見抜けない要因は「フラット35」特有の審査体制にあるとも指摘されています。



一部の金融機関は、各地の代理店に申し込みを受け付ける「窓口業務」を担わせています。実は、代理店は窓口業務のみならず、「ローンの審査」も行うことがあり、そこが悪質な業者に狙われやすいというのです。

これは、取材で入手した金融機関の内部文書。代理店の審査に問題があり、処分を下した際の通知書です。
「契約書の原本確認を実施していない」、「不動産業者との不適正な連絡や指南などの行為が複数件確認された」、代理店の担当者が必要な審査手順を怠ったり、不動産業者と不適正な連絡を取り合っていたのです。

トラブルを防ぐには
<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
今回、金融機関の内部文書で不適正な審査の実態が分かったわけですが、その文書は関係者から私たちに提供されたものでした。

きょうのゲストは、不動産業界の実態や、住宅ローンの制度に詳しい日本住宅ローン診断士協会代表理事の望月保秀さんです。

「フラット35」という住宅ローンの金融商品特有の審査体制として、金融機関の代理店が「窓口業務」と「審査業務」、どちらも行っている。こういうことが起きると、どういうことが問題になってくるのでしょうか。

スタジオゲスト
望月 保秀さん (日本住宅ローン診断士協会 代表理事)
住宅ローンの制度に詳しい
望月さん:
まず、基本的に金融機関というのはお金を貸したあとの利息が利益になるわけですが、代理店に関しては、融資が実行されたときに手数料が入るという収益構造になっています。

桑子:
融資が増えれば増えるほど、代理店の利益が上がっていくということになるんですね。

望月さん:
件数ですね。実行件数が増えれば、手数料は上がります。ただ、この収益構造の問題の1つは、契約者がちゃんと将来にわたって払えるかどうかよりも、一件でも多く審査が通ること、通すことが目的になりやすいという点があると思います。

ですので、代理店に審査業務の一部を委託しますと、どうしてもその部分は甘く見てしまうというリスクは起こり得るかなと思います。

桑子:
構造的な問題はありますよね。そもそも、住宅ローン「フラット35」が悪質な業者にねらわれやすいというのは、どうしてなのでしょうか。

望月さん:
「フラット35」という住宅ローン商品は、民間の金融機関と比較しますと、比較的審査基準が緩やかになっています。例えば、会社員であれば勤続1年未満でも融資の対象になったりというケースもあります。今回ターゲットにされてしまった、巻き込まれた方々は若年層の方が多いと思います。なので、年収はそれほど高くないわけです。それでも審査が通る、通りやすい金融機関ということで「フラット35」が狙われたということが言えるかと思います。

桑子:
借金投資で苦しむ人が多くいる中で「フラット35」を扱う金融機関に、対策について私たちは聞きました。


◆代理店については本社による管理・相談
定期的なコンプライアンス研修などで改善


◆投資用物件を住宅用だと偽るケースへの対策として
顧客から念書をとるなど意思確認をさらに徹底


◆悪質な不動産業者への対策として
取引基準を満たさない業者の案件は受け付けない
金融機関の回答
こういった対策を取っているということでした。

そして「フラット35」を所管する独立行政法人「住宅金融支援機構」にも取材を申し込みました。すると、


トラブルを訴える契約者と協議中のため
取材には応じられない
住宅金融支援機構の回答
ということでした。

望月さん、こういった対策がとられる中で、実感として被害の件数というのはどうなっているのでしょうか。

望月さん:
金融機関もいろいろな対策を取ってきていますので、ピーク時よりはだいぶ件数は減ってきているとは思います。ただ、この問題というのは今始まった問題ではなくて、かなり前から起きている問題です。なので、もう少しもっと早くいろんな対策を取っていれば、もっと件数は大幅に減らせたのではないかなとは思います。

桑子:
今後、金融機関側に求められる対策というのはどういうことだと思いますか。

望月さん:
代理店が不正とか甘い審査とかしていないとしても、悪質な不動産業者は非常に巧妙な手口で審査をすり抜けてくる可能性があります。ですので、形式的なルール以外にも不正を見抜くノウハウ、テクニックというのも学んでいく必要があるのではないかなと感じています。

桑子:
どんどん業者側は巧妙な手口を使ってくると。そこをしっかりと見極める必要があるということですね。そして業者ですが、悪質な業者を顧客が訴えて、なんとか処罰できないものかと思うのですが、どうなのでしょうか。

望月さん:
先ほどVTRにもありましたように、問題が起きたらさっと廃業していなくなってしまう業者もいれば、仮に関与していたとしても証拠がないんですね。なので、責任追及というのが非常に難しいというのが実情じゃないかと思います。

桑子:
現状はなかなか難しいということですね。

望月さん:
難しい部分はありますね。

桑子:
そうなると、どういうことがこれからできますか。

望月さん:
これはそもそも論の不動産業界全体の話ですが、不動産販売業者がローンに関与、もしくはローンをあっせんするということ自体に僕は問題があると考えています。

桑子:
例えば、業者が「この金融機関でローンを組むといいよ」というような関わりを持つことを遮断するべきだということですね。

望月さん:
そうですね。契約者が将来払えるかよりも、結局ローンが通るかどうか、不動産が売れるかどうかが目的になってしまいがちなので、どうしても不動産業者側は審査が早くて通りやすくて、融通が利く金融機関に案件を持っていこうという流れになってしまいがちなんです。

桑子:
例えば、海外の例などでうまくいっているというのはあるのでしょうか。

望月さん:
例えば、アメリカとかは不動産販売業者とローンのあっせん業者というのが完全に区分されています。

桑子:
もう分けられているんですね。

望月さん:
不動産の販売業者側は、一切ローンに触れないというような法律の立てつけになっています。

桑子:
法律でそうなっているわけですね。

望月さん:
まさに今回のような不正な取り引きローン申請というものが起きないように、ちゃんと法律で区分されているという点が非常に重要でして、日本においても法律、例えば自主規制ルールなどでちゃんと体制を取るべきではないかと思います。

桑子:
ありがとうございます。各地の消費生活センターでは消費トラブルの相談に応じています。消費者ホットライン「188」番です。

消費者ホットライン(消費者庁)
188
自分が不正をしてしまったという負い目を感じるという人も、遠慮なく相談してほしいということでした。

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【非道な、これほど気持ちの悪いいじめはない!!】山形県酒田市立第一中学校へ抗議電話/校長と対決!隠ぺい問題を指摘!音声データ特別公開!
 Apr 25, 2022
韓国同様日本人にも「独特のいじめの構造」がある。山間の静かな山村、都会の中にも日本人が弱そうに見える日本人を、立場の弱い外国人を、いじりたい欲望があり、実際に山形県酒田市立第一中学校の内部で日常的に行われていたのだ。
2011年4月 酒田市立第一中学校が開校している。
カルト化した学校でとうとう2021年2月12日に酒田市立第一中学校で事件が起きた。








 2021年4月16日、酒田市の教育委員会から委託を受けた第三者委員会は、2021年2月12日に酒田市立第一中学校の校舎から飛び降りて亡くなった石澤準奈さん(当時13歳)について「イジメを受けていた」という調査結果を発表した。

 当初調査にあたった酒田市教育委員会は「いじめには至っていないと判断した」という結論だったので、状況は180度ひっくり返ったことになる。準奈さんは生前何に苦しんでいたのか。真相解明の一助になることを願い、当時の記事を再公開する。(初出:2021年10月1日 年齢、肩書などは当時のまま)「3月までの調査では、何で(準奈さんが)亡くなってしまったのかわからなかった。そうなると学校はイジメ調査ではなく、幅広い基本調査、背景に関わる調査というのをしなければなりません。持ち物や本人の残した言葉を調べて、トータル的にどう見るかということに全力を注ぎましたが、結論としては『分からない』ということになってしまった。親御さんには『(準奈さんに)いろいろ蓄積していたことは分かりましたが、イジメが直接の原因だったのかはわからなかったです』と伝えました。私の行った調査(の結果は)はすべて教育委員会に上げています。加害者中学生に関する噂で出たことについても、根拠があるかどうかについて調べ、(加害者中学生とされる)本人にも面談をしましたが、その時は疑いでしたので『あなたがやったのか?』とまで問い詰めることはできませんでした」

 陰湿なイジメ被害を受け自殺した酒田市の中学1年生・石澤準奈(せつな)さん(13)が通っていた中学校の当時の校長は、約30分にわたって文春オンラインの取材に応じた――。(全3回の3回目/#1、#2を読む)
加害者生徒の調査はわずか1カ月で打ち切られていた
「2、3月は学校がイジメをした加害者生徒の調査に動いてくれていると信じていました。毎晩のように前校長が自宅を訪ねてくれて、進捗状況を報告してくれていました。3月9日以降も、前校長や教頭が家に来て、私たちの話を聞いてメモを取り、『もう少しまとめて報告書をあげる』と話していました。一方で、『下駄箱に「死ね、キモい」と書かれた手紙を入れた犯人は分かりましたか?』と聞いても、先生たちは無言で考え込むだけでした。

 驚いたのは、酒田市教育委員会に学校側が上げた報告書を9月6日に確認したところ、報告書は3月9日付で上がっていたことです。つまり調査は準奈が亡くなってからわずか1カ月で打ち切られていたのです。寄り添っていただいていると感じていたのに、前校長や教頭には裏切られた気持ちです。下駄箱に置かれた手紙についても、その時点で保護者に伝えなければいけなかったと思います。もし聞いていたら、心配になって学校に犯人を捜してほしいと抗議したり、加害者中学生がわかったら保護者同士で話し合いもできたじゃないですか。あの子を助けられたと思います」
では、なぜ学校側はイジメ行為が発覚した時点で保護者に伝えなかったのか。9月24日、準奈さんが在籍していた当時の中学校の校長に話を聞いた。
「周りを育てないと」という話に落ち着き、両親に報告はせず
――準奈さんの下駄箱に「死ね、キモい」と書かれた手紙が何度も置かれていたイジメ行為について、なぜすぐに両親に報告しなかったのでしょうか。

「準奈さんからは1カ月遅れて教育相談で報告がありました。『もう1回あったら先生に報告しようと思っていた』と。担任は(準奈さんに)『何かあった時はすぐ報告してほしい』というやり取りをしたようです。その後、私に報告があったのは時間が経ってからでした。その時は、犯人探しもそうですが、『他人を思いやる心を育てる』こと、『周りを育てないとだめだ』という話になった。その時点でご両親に報告していなかったのは事実です」

――イジメのことを保護者に伝えていたら、その後の対応が変わったのではないでしょうか。
「そう言われても仕方ないと思っています。『3、4回そういう事があったけれど、その後はなかった』と教育相談で聞いて、(学級委員をやっていた準奈さんが)リーダーをやっていることが妬みになった、突発性的なものだと思ってしまった。(学級委員が)指示したりすると『いい子ぶってる』と言われることはよくあるので、(イジメが)継続的ではなくて、(その後は)なくなったと聞いて安心してしまったと思います」

「隠蔽した」と言う人たちには何を言っても無駄だと思う
――学級委員だった準奈さんは、席替えの方法を巡ってクラスメイトに詰め寄られ、悩んでいたと聞いています。

「(準奈さんが)11月に学級委員に立候補して、いろいろな司会進行をしていますが、そこでやっつけられたという印象は、担任からの報告では感じなかった。上手くいろいろな意見をまとめて、進めていたと認識していて、重要視していませんでした。『ああ、がんばっていたんだ』と。今後の調査でそのことが原因だとわかったら、前の調査が甘かったと言われても仕方ないと思っています」

――助監督を務めた合唱祭でも準奈さんは一部の生徒、中学生から「調子に乗っている」と言われていたという証言がありますが。

「教育相談の内容は共有されているので最低限のことは知っています」

――準奈さんはバレーボール部でも顧問の先生とのことで悩んでいたそうですが、今回の事件と関係はあると思いますか。

「彼女はなんでも言う子だったので、練習についてもズバッと(交換ノートに)書いているんです。彼女はバレーボールで優秀だったので、もっと強くなりたいと。人間関係も先輩たちが良くやってくれていたので、そういう願いはあったと思います。それも記録に残っているし、記録に残っていないことは(酒田市教育委員会に)話していないつもりです。親御さんには『これがあった。あれがあった』と説明していますが、準奈さんが顧問に対してどれだけの恨みをもっていたかといえばわからない。憎しみを込めた記述は残っていなかったです」
――下駄箱の手紙の件をすぐにイジメとして保護者に報告しなかった。学校側は隠蔽していたのでしょうか?

「隠蔽というのは意図して出さなかったという意味があると思いますが、そういった人たちには何を言っても無駄だと思う。私が『それは出すな』とか『隠しておけ』とか言う訳がないです。それは先生方も分かっている。担任も何であの時に『(両親に手紙のことを)言わなかったのかな』と考えていると思いますが、それを学校が隠蔽したと言われるのなら、そういうことなんだなと思うしかないです。説明しろと言われれば、丁寧に説明します」
「いじめに関する保護者アンケート」の取り違えはなぜ起きたのか
――なぜ「いじめに関する保護者アンケート」の取り違えがおきたのでしょうか。

「最終的には私が判子を押したので私の責任です。調査は膨大な量の資料を基にしていて、実は私も当該アンケートを見ている。記名はなかったですが、子どもの名前があるものが出てきたので(準奈さんのものだと)分かりました。間違いのもとは、アンケートの実施日が書いていなかったことだと思います」

――担任がアンケートを整理している中での取り違えでしょうか。

「担任はアンケートを揃えて提出しているので、その後に私たちが整理する中で取り違えが起きている。コピーする中で同じものが紛れてしまったりしたのではないか」

――取り違えにはいつ気づいたのですか。

「最近です」
――準奈さんが亡くなった後、どのような調査を行ったのでしょうか。

「準奈さん(の事件)に対して自分を責めてしまっていないか、準奈さんに伝えなければならないことはないかを聞きました。(生徒に)書かせるのは酷な状況だったので、教育相談なり、臨時の相談なりで聞き取りながら調査をした。報告を受けただけで、全員分は目を通していないです。(生徒からは)『もっと苦しさに気づいてあげればよかった』などで、加害者に関するものはなかったと記憶しています」

もう少し深く見ていればよかった
――準奈さんがLINEなどでイジメを受けていた可能性はありますか。

「LINEにしても、準奈さんのLINEグループについては周りの子どもたちの聞き取りをベースにしながら、中学生グループに誰がいて、どういった内容が交わされていたかというところまでを調査しました。それ以外のところで個人でやられていたら分からない」

――先生たちの調査ではLINEでのイジメはなかったということでしょうか。

「幾つかの中学生グループの内容は見せてもらったけども、その中に悪口が交わされているものは見つけられなかった」

――調査は何人かで行ったのでしょうか。

「基本的には文部省のガイドラインに沿って、まずは『基本調査(背景に関する調査)』があって、そのあとに第三者委員会による『詳細調査』があります。基本調査は学校がやることになっています。教育委員会から応援がきたり、中立の立場の人間が応援に来て、作業をした。担任たちはクラスがあるので加わっていません。(報告書は)公印をしている文書なので、私の責任です」

――保護者説明会に出席する予定はありましたか。

「(私は)行きますと言ったが、酒田市教育委員会や学校が必要ないと判断したんだと思います」
――改めて今、思うことはありますか。

「当時は背景が全く分からなかったので、広く調査するしかなかった。もう少し深く見ていればよかったなと思います。担任にも聞き取りはしましたが、『本当にそうだったのか』と、繰り返し聞くことは必要だったと思います」
加害者中学生も育てていくのが私たち
――「死ね、キモい」と書かれた手紙の報告の遅れや「いじめに関する保護者アンケート」の取り違えがなければ、準奈さんの命は救えたと思いますか。

「アンケートの取り違えについては、その後の調査の内容が大きく変わったかどうか、それはなんとも言えません。ただ、11月の段階で(イジメの)メモのことが保護者に伝わっていたら、保護者の意向が入ってくるのでそれは違っていたと思います。(準奈さん)本人とのやり取りの中で我々が安心してしまっていた。(イジメが)断片的であってもその後に続いていた可能性もあるので、それが再調査で問題になっているのだと考えています」
――「死ね、キモい」と書いた手紙を準奈さんの下駄箱に入れた加害者生徒は今も学校にいますが、その生徒に対してどう思いますか。
「その中学生たちも育てていくのは私たちなので。入学してからはすべて私たちの生徒です。『育てきれずにああいう事になってしまった』という部分への思いが大きい。私たちが良いことと悪いことを学校生活の中で教え切れていなかったという悔いが大きい。命の重さの話が出てしまうかもしれないが、私たちは(加害者も被害者も)どちらも教えなければいけない、支えなければいけない、という使命を持っている。

 イジメた子を庇うつもりはないが、学校側が教え切れていないということです。心の育成とかを急務に、朝の会とか帰りの会とか、道徳の時間を使って『人を思いやるとはどういうことか』ということを担任が語ってくれていたと思いますが、その時点ではそういう話しかできなかったというのも事実です」

加害生徒からの謝罪や反省もないまま7カ月
――イジメをしたのではないかと名前があがった中学生は聞き取り調査でそのことを認めていますか。

「認めていません」


【いじめ】酒田市立第一中学校へ抗議電話/安倍校長と対決!隠ぺい問題を指摘!音声データ特別公開!



文春オンラインTV #101 両親が涙の告白「娘の後頭部は割れていた」13歳の少女が登校生徒の前で校舎4階から飛び降り自殺

一中卒業生です。
せつなさんのご冥福をお祈り致します。
いじめの主犯格が登校する7時50分に合わせて、その主犯格に見せ付けるように
四階から投身した、とも言われてるようです。

せつなさんの葬儀でも
主犯格その他4人は
ふざけ合っていた、と。

未成年の自分たちの子供が
悪いことををしたなら
親なら自分たちのしたことを謝らせるべき。

校長はそのグループを [未来ある子供だ] として囲っています。
せつなさんは未来を奪われました。
未来を奪われた子供をないがしろにして、いじめグループの援護をするんですか?
このグループを絶対に許してはいけない。

【酒田第一中学の石澤準奈がいじめで飛び降り自殺】校長先生は誰?名前や顔画像を特定されているのか調査!
 2021年10月1日
2021年10月1日に週刊文春では山形県酒田市立第一中学校で起きた13歳中一少女の自殺について報じています。

亡くなったのは石澤準奈(せつな)さんで2月12日午前7時50分頃に山形県酒田市立第一中学校校舎から飛び降りたそうです。。。

亡くなった理由に関しては調査中ということですが、生前の石澤準奈(せつな)さんの下駄箱には『キモイ』『死ね』などの手紙を入れられるなどいじめが原因なのではと捜査が続けられています。

今回は気になる山形県酒田市立第一中学校の石澤準奈(せつな)さんいじめ自殺!校長先生は誰なのか?

名前や顔画像を特定されているのか調査していきました。


2021年2月12日午前7時50分頃に山形県酒田市立第一中学校から飛び降り自殺した石澤準奈(せつな)さんですが、中学校1年生の女の子が自殺なんて・・・・・悲しすぎる内容です。。。


「いじめ」という言葉を無くして欲しい。傷害、殺人、教師の隠蔽、怠慢が重なったのですよ。
私も担任を含めた組織的犯罪に遭って、学校に行かれなくなり辞めました。
「いじめ」なんて軽い言葉で片付けないで欲しい。

かわいそうとしか言えない。
きっと真面目で芯がしっかりした子だったんじゃないかと想像してます。
親は悔しいだろうな。
いじめが事実なら、加害中学生には同じことをしてさしあげて。
文春オンラインで石澤準奈(せつな)さんに対していじめがあったのではないかと報道しています。

父親が打ち明ける。

「処置室から病室に移動して、警察関係者らしき人がせっちゃんの遺体を調べていました。その後、刑事さんから『こういう亡くなり方なので、この後、ご自宅のノートなどを調べて原因の糸口を見つけたい』と言われました。その時の会話で『下駄箱にも〈死ね、キモい〉と書かれた手紙が入れられていたみたいですね』と、言われて驚きました

13歳という思春期に『死ね』や『キモイ』は残酷な言葉ですよね。。。

私も石澤準奈(せつな)さんと同年代の時にいじめを受けた経験がありますが、毎日学校に通うのも辛くて大変でした。

そんな痛みを抱tえながら、学校に通っていた石澤準奈(せつな)さんはとても苦しかったと思います。

石澤準奈(せつな)さんが受けたいじめの内容はこちら
下駄箱に『死ね』や『キモイ』といった手紙が複数回入れられる
学級委員の石澤準奈(せつな)さんに対して席替えの時に『嫌いな人と一緒(隣)になったらどうするんですか』という困った質問をし嫌がらせをした
友達からくせ毛のことを『ブロッコリー頭』と陰口を言われていた
学校の創作ダンスの授業でグループの中の2人がまったく言うことを聞いてくれない  など

大人になっても『死ね』や『キモイ』なんて言われたらショックで寝込むというのに・・・・。
山形県酒田市立第一中学校は山形県の日本海側にあります。
学校の4階から飛び降りたということで、勇気も要りますし、それほど辛いいじめを受けていたのでしょうね。。。

また学校側はいじめに関して隠蔽をおこなっていた疑惑も!

イジメの加害者もわかっていないのにたった1カ月未満で勝手に調査を終わらせていたのです。正直、裏切られたような気持ちです。

亡くなった石澤準奈(せつな)さんの自殺の調査がまさか1か月で打ち切りに・・・・。

命の重さを感じない加害者や大人たちに対して石澤準奈(せつな)さんの両親は裏切られたような気持ちですと吐露されていました。

校長はこの件に対して調査を約束するも現在はおそらく辞職し、その後行われたいじめに関する保護者説明会にも出席されず・・・・。

この校長はどんな人物なのか気になったので調べていきました。

山形県酒田市立第一中学校の石澤準奈(せつな)さんいじめ自殺!校長先生は誰?名前や顔画像を特定されているのか調査!
山形県酒田市立第一中学校で起きた石澤準奈(せつな)さんのいじめ自殺ですが、ニュースを読みながら校長先生の対応の悪さが目立っていました。

この校長は誰なのか?

そしてネットでは名前や顔画像は特定されているのか気になりました。

調べてみたところ・・・・現段階では校長は誰なのか特定されておらず、名前や顔画像は分かりませんでした。

日本では14歳未満のいじめで自殺しても刑法で罰しないという決まりがあります。

いじめを防止するため、加害者らを厳罰に処すべしといった考えもある。確かにいじめは名誉毀損や侮辱、強要や恐喝、器物損壊、暴行や傷害といった刑法上の犯罪に当たる場合が多いだろうが、現実には絶望的だ。

というのも、刑法は「14歳に満たない者の行為は、罰しない」としており、そもそも加害者が14歳未満であれば処罰できないからだ。

なので加害中学生や校長など関係する人物について名前や顔画像が公表されることがないので、誰なのか特定することは難しいし、事件にはならないと思います。

ちなみに学校爆サイトにも名前らしきものは見つかっていませんでした。

――イジメをしたのではないかと名前があがった生徒は聞き取り調査でそのことを認めていますか。

「認めていません」

――加害生徒からの謝罪や反省もないまま7カ月が過ぎました。改めて思うことはありますか。

「(生徒たちを)育てきれていない自分たちは、学校に残っている人たちもそうですけども、責任を感じていかなければならない。
こんな学校に通う必要があったのか、が疑問だ。
引用:文春オンライン

また校長の口からは謝罪の言葉と加害者はいじめを認めていないとも語っていました。

校長の謝罪も大切ですが、加害中学生はちゃんとイジメを行った罪を感じ、謝罪して欲しいと思いました。

山形県酒田市立第一中学校の石澤準奈(せつな)さんいじめ自殺!校長先生は辞職した?現在は何をしているのか調査!
山形県酒田市立第一中学校の石澤準奈(せつな)さんがいじめで自殺した件で、文春オンラインでは校長先生が『当時の校長』や『前校長』など現在は辞められてしまっていることが分かりました。

やはりこの件で校長先生を辞職してしまったのか気になりました。

調べてみましたが、辞職に関する情報は見当たりませんでした。

ちなみにいじめの事実を隠蔽すると早期退職を促されるケースはあるようです。早期退職すると、退職手当以外に早期退職手当もでるので、かなりの額がもらえます。

元教諭:これはあくまで仮定ですが、例えば「いじめの事実を隠蔽していた」「対応が非常にまずかった」などという場合は責任を問われる可能性があると思います。

――なるほど。校長先生の退職金が5000万円という話は聞いたことがありますか

元教諭:直接的にお聞きしたことがないので分かりませんが、一般職の教員、つまり私の場合は定年での退職金が2300万円でした。

またその場合でも退職金は貰えるようですね。

 いじめ調査は教育委員会に出す前に書き換えが有ったりは普通にどの学校でも行われていますし、校長が学校にいないことがあまりにも多いことから「学校不在校長」と言う人も多い。もしいじめが1名でもいたら「自分の経歴に傷がつく」と言った教頭、校長も多い。
また道徳の授業は年間通してほとんど「学級の時間」になってしまい実施されず、体育大会の準備、練習や文化祭の準備、練習、修学旅行の計画などに代わってしまうように学級担任が計画してすましている。道徳より生徒が自主的に、自分でやる練習や準備の方が学担は職員室で楽ができるからである。部活動の指導が大変で先生は時間が足りないと言うが、実際の現実は、ダラダラと職員室でパソコンでゲームをしたり、アマゾンで買い物をしたりしていて、部活が終わるころに、「終わりのあいさつ」をするだけである。管理職も暇だから似たようなものだった。特に多いが、体育教師上がりの管理職は暴言、いじり、校長室に監禁して自分の自慢話や人を馬鹿にした話が多い。また義務教育学校は事務的な仕事が多いと言うが、人数が多ければテストの成績処理が増え、年に2回の通知表書きがあるだけである。
マンネリ化した文科省とその下に存在するオカルト化した「文科省の操り学校」が多すぎるだけである。だから、日本国中の義務教育中学校、周辺の公立高校に「いじめ事件」が多いし、そういった「いじめの構造」があるので、無くならないのである。